2024/12/05 15:02

私の骨格けっこうクセ強らしく(X脚だったり、肩がちゃんと使えてなかったり)で、みんなと同じようにできないことが多く、こんな身体のこと分かってない先生がヨガを教えてて、将来的に私も生徒さんも大丈夫なのか??と、長年、切実に悩んでいた。

クラスでは、「無理しないで」と声掛けしながら
内心は身体のこと分かってたら、色々提案ができるのにーーともどかしさでいっぱい。

今の自分と向き合うのがヨガであって、ストレッチではないんです!
人と比べるものではない。
それがヨガの本質ですよね、的な。
そこから外れてるヨガは、フィットネス。

そう思われるとダサいのかなーって。
そんな周りからの見られ方を気にしていた私は、巧妙に問題をすり替えて「ヨガの本質は生き方!哲学を伝えるのがヨガの先生!!」っていう正論を自分の考えに採用することで気休めになっていた。


私はいつまでも若い!歳を取るなんてまだまだ先の未来って思っていたのが、
老眼になったくらいのタイミングで、あ、普通に身体って衰えるんだってことを、実感した。

体力も落ちた。
1日にレッスン3本やっても大丈夫だったのが、帰ってから一旦、昼寝をしないと体力がもたなくなってきたり。

そのくらいの時期から、身体に、ちゃんと目を向けようと、決めたわけです。

生活を変え、身体の使い方を変え(パーソナルトレーニングに通った)、勉強もした。

そしたら、精神面でも、不思議と変化があった。
いろんな不要なものをやめた。自分より周りを優先するのをやめ、信じられないものを信じようと努力するのもやめました。
周りからの見られ方も、気にしすぎるのをやめました。

その結果、年齢を重ねていても関係なく、ちゃんと日々の活力が、戻ってきたのです。

活力が満ちてきたら、ヨガのクラスでも声掛けやアジャストが必要な人が少しずつ分かるようになってきて
マリさんのヨガはピラティスみたい(専門的に見ると全然違うと思うけど)、とか、
マリさんのヨガじゃないとなんか物足りないと言われることも増えてきて、なんか嬉しい。

痛いの我慢しながらヨガをやるより、ヨガのポーズでなくても、身体の機能を改善しながらポーズに近づけられるほうが何倍も大切だと思うから、フィットネスヨガと言われても、これでいいのだ、と今は納得している。

身体が機能的に良くなると、結果、自然と身体は緩むし、安心するし、解放するし、結果、精神も落ち着く。
「健全な身体に、健全な心が宿る」が、すごく腑に落ちている。
これが、私のやりたかったヨガ。

というわけで、私のクラスは将来的にどんどん少人数向けになっていきそうな予感がしている。

理学療法士さんのような身体を診るのがプロな人もヨガに通ってくれてて
ヨガのポーズについて筋肉の動かし方などをサラッと教えてくれるのが、すごい勉強になってます!
もっと、色々勉強したいよー