2024/10/09 08:37
私に今、このような道を歩ませることになるきっかけの一人に、ある女性がいます。
今から15年くらいかな。結婚を機に富山での仕事を辞めて、関東に引っ越した時、職業訓練学校に通ってて、その時英会話を教えてくれた先生です。
年齢は10歳くらい私より年上。
(職業訓練で東京駅近くの学校に3ヶ月通ってた。当時は工事中で見れなかった建物が今回の東京で見ることができました)
すごく多才で、英語もフランス語も話せて、イギリスの有名テレビ局の通訳とかもしちゃう人。
ヨガの資格もとったのー!と初対面の雑談で話したことから、意気投合しました。
(私はその頃ヨガにハマって趣味でやっていただけで、先生になることなんて一つも考えていなかった。)
その先生ととっても仲良くなって、職業訓練が終わってもプライベートでよく遊んでいた。
ご飯食べたり、家でパーティーしたり、IKEA好きで、二人でスーツケース持って千葉のIKEA行ったりしたな。
ながーーい小説を、同じタイミングで読み進めたりして、すごいワクワクしながら続きを予想したり考察したり。
富山に帰る時一緒に行きます?って聞いたら行くって言うから、旦那と3人で車で帰省して、
うちの実家に何日か泊まって、タイカレー作ってくれたり実家のリビングで友達みんなと立山見ながらヨガしたりして
今思うとリトリートだったな、あれは。
数回だけど、都内でオープン前のカフェを借りて、ヨガのイベントを二人で企てたりしてた。
ヨガと食を組み合わせるイベントは、間違いなくこの時の体験が原点です。
多分1年ほどの間で起きた出来事だったけど、短期間でここまで仲良くなる人は初めてだったし
なにか見えない縁のようなもので繋がっているとしか思えなかった。
ただ、この先生。ひどい躁鬱病でした。
私も20代初期からメンタルの浮き沈みに苦しまされることが多かったし、
その辺りの話も抵抗なく聞けたから、それも仲良くなるきっかけの一つだったんだと思う。
急に連絡取れなくなったと思うと入院してた、とか、家で引きこもっていた、とか。
連絡とれたなーと思うと、状況を説明してくれたり、何を考えてたかを教えてくれたりするんだけどそれ聞いてると、自分でもなんとかしようと必死なんです。
自分が落ちた時にやることリスト、みたいなものを見せてくれたり、受けてみたセラピーの内容教えてくれたり。
本当に苦しかったんだと思う。
自分も辛いのに、私のことをいつも気遣ってくれた。
マリもヨガの先生になりなよ、絶対合ってると思う。と、そんなの無理ですと言っている私によく勧めてきてた。
関東に3年住んで、4年目に富山に戻りました。
それからも、ちょこちょこ連絡は取っていたけど、連絡が取れなくなることがどんどん増えた。
全く連絡が取れなくなって4年ほど経ちます。やり取りを見返してみると、なんとかしないと、と色々頑張っていたであろうメッセージに、
今心理の知識が増えた私だったら、浮き沈みの苦しさにもっと寄り添えるのに、とすごく苦い思いをしています。
そんなことを、吐き出せる場をつくりたい。
それをするのは、馴れ合いの場を作ることと紙一重なので、そこがどうしていいのかが
いまいちわからない。
も少し、準備が必要です。