2023/12/21 09:03
イベントとしてはやらないこととなった冬至会。
忘年会と称して冬至2日前の夜、勉強会メンバー集まりました。
お酒も少しいただき、次第に頭の中がどんどん適当になっていくのを感じながら
あーだこーだと、来年に向けての話で盛り上がりました。
いろんな分野の話にもっともっと理解度が深まって、面白さを抽出しながらみんなと共有できるようになりたい!
来年も引き続き、それがテーマだなぁ。
と、改めて感じた忘年会。
ヨガのレッスンでは、一般的には隣の人と比べないでねーってよく言うんです。
私の知り合いが、十何年前に初めてヨガをした時、
先生から言われた「ヨガしている間は、自分と人を比べなくていいのよ」と言う言葉に
長年抱えてきたプレッシャーみたいなものが抜けた、と話していて、
なるほど、そうやって人は日常の中から、比較、競争の中で生きているんだなぁと感じたことがある。
私も、ヨガのレッスンではなんの疑いもなく、それらしきこと言ってました。
ある時、勉強会のための勉強をしていた時。
勉強するって、細かく分類して違いを見つけていくことじゃないか、とふと気づき、
「違いを学ぶこと」に、こんなに興奮しながら生きてるのに。
他と比べないことを、みんなに言ってる。
あれ。
もしかして、面白い経験を、事前に止めてることにも、なるんじゃないの?
自分じゃなく、外に目が向くって、100%悪いことでもないよね。
そう思い始めた。
そうだ、私は、どんどん比べて、違いを楽しみたいと思っているんだ!と気がついた。
その現象があるから、自分のことが深くわかるのではないか。
そうだ、目の前の現象は、自分を知るためのもの、なんだ。
私たちの本質は、もともとは一つ。
この物質世界に、わざわざ、分離して現れてる。
「わざわざ」違う現象として現れているのだとしたら。
誰かと比べて、
自分を卑下して、どうせ私はできない、私はみんなより劣っている。と、
そこで可能性を止めてしまうくらいなら
比較をやめてしまったほうが、まだ、いいんだろうけど。
けど、その卑下のあとに、もうちょっと根気強く自分を掘っていくと、
何か、そこに大きなギフトをもらっているような、気がする。
やりたかったことに気づいたり
美しいものの価値に気づいたり
避けていたものに目を向けるきっかけになったり
目の前に現れ出てくれているものを、ちゃんと感じたい。
そんなものに出会えたことを喜びたい。
良いことばかりではないかもしれないけど。
自分の中に、それを受け入れる強さをつくるためにヨガをする。
これが私のやりたいことだな、と、昨日改めて感じました。
一昔前は、親だったり、社会だったり、村だったり、国だったり
「絶対」的なものは、そうコロコロ変わるものじゃなかった。
でも今の時代は、目まぐるしく価値観が変わっている。
社会にも、家庭にも、これがあれば安心なんてものはない。このコロナ禍で、とても強く感じた。
宗教で統制できていた時代ははるか昔。
科学の進化も技術の発展だって、めっちゃ速いしね、ほんと。
絶対的なものの価値が、こんな速いスピードで変わること
人類史上、あったのかな。
SNSやネットを開けば、情報に溢れている。簡単に手に入る。
振り回されない強さを作りつつ、どんどん周りを見て、比べて、
いろんなことと関わっていけたらなぁと思います。
よそはよそ!うちはうち!みたいな時代は終わり。
隣の芝生が青く見えるなら、自分の芝生も青くしてみよう。
してみて、見える世界はあるし
そのための情報も、今は山ほどある。